音声ファイル公開;㉓坐骨神経への通電方法
鍼通電療法とは、どういうものなのか?
今回は、坐骨神経への通電方法について、
初心者の方に向けて、基本的なことをお話ししています。
☆神経パルスは、末梢神経の異常が病態の基礎となっている場合に、
当該神経が正常化されることを期待して行うものです。
患者の訴えが「シビレ」「鈍い感じ」といった表現であっても、
神経学的な異常所見がなければ、決して採用する方法ではありません。
また、大切な部分ですが、神経パルスでの刺鍼は
「神経に当てるものではありません。」
あくまでも、神経の近傍に鍼尖を運び「電気刺激をすることが目的です。」
社会福祉法人 日本点字図書館様作成の
2001年2月のテープ雑誌 新医学より一部抜粋したものです。
技術面では、さらに発展させておりますが、
基本的な身体の診方については、
変わらない基礎と考えます。
☆音声ファイル上では、「筑波大式低周波鍼通電療法」と表現しておりますが、
現在では、「鍼通電療法」と表現を統一しております。
皆さまのお役に立ちますように。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません