音声ファイル公開;㉒大腿神経への通電方法

2019年4月25日

鍼通電療法とは、どういうものなのか?

今回は、大腿神経への通電方法について、

初心者の方に向けて、基本的なことをお話ししています。

 

☆神経パルスは、末梢神経の異常が病態の基礎となっている場合に、

当該神経が正常化されることを期待して行うものです。

患者の訴えが「シビレ」「鈍い感じ」といった表現であっても、

神経学的な異常所見がなければ、決して採用する方法ではありません。

 また、大切な部分ですが、神経パルスでの刺鍼は

「神経に当てるものではありません。」

あくまでも、神経の近傍に鍼尖を運び「電気刺激をすることが目的です。」

社会福祉法人 日本点字図書館様作成の

2001年1月のテープ雑誌 新医学より一部抜粋したものです。

技術面では、さらに発展させておりますが、

基本的な身体の診方については、

変わらない基礎と考えます。

☆音声ファイル上では、「筑波大式低周波鍼通電療法」と表現しておりますが、

現在では、「鍼通電療法」と表現を統一しております。

皆さまのお役に立ちますように。